バージンロード
キリスト教式結婚式で良く用いられているのがバージンロードです。チャペルの入り口から祭壇までの通路に敷かれた布で、カトリックでは赤、プロテスタントでは白が使用されますが、基本的には白い布の方をバージンロードと呼ぶそうです。
この通路は花嫁の純潔を象徴しており、新郎新婦のほか両親と、リングボーイ、フラワーガールが歩くことを許され、列席者は通ってはならないと言われています。
まず結婚指輪を持ったリングボーイが先導し、つづいてフラワーガールが花弁を撒きながら入場。そして花嫁は、チャペルの入り口から父親と腕をくんで、入場します。そして一歩ずつゆっくりと、祭壇の前で待つ新郎のところまでバージンロードを歩きます。
新郎のところまで近づいたら、新郎は父親に代わって新婦の手をとり、父親は花嫁を新郎に託すのです。挙式が終わった後は、新郎が新婦と腕をくんで退場します。
このバージンロードは実は和製英語であり、欧米ではバージンロードと呼びません。ウェディングロードと呼ばれるのが一般的のようです。
結婚の引き出物
結婚式で重要となるのが引き出物です。引き出物は結婚のお祝いをしてくれた方に感謝の気持ちを表すための重要な品です。
この引き出物を楽しみにしているゲストもいるくらい重要なものなので、慎重に選んでいきましょう。最近の傾向としては、カタログギフトを選ぶカップルが増えています。
理由としては、荷物にならないことが挙げられます。遠方のゲストの方がいた場合、カタログギフトならば、結婚式後も軽いので荷物にならずに喜ばれます。もう一つの理由は、ゲストが好きなものを選べるという点です。
ゲストによって趣味が違いますし、年齢も異なります。それぞれのゲストにあったカタログを選ぶとより喜んでもらう事ができるでしょう。
両家の両親によって引き出物に対する意見が食い違うことがあるかもしれません。そんな時は、贈り分けをするといいでしょう。
例えば、親族への引き出物はご両親の意見を尊重した品を選び、友人などには自分が選んだ引き出物を贈るといいでしょう。最近は贈り分けをする人が増えています。引き出物の相場としては5000円ほどです。