結婚式の招待状
結婚式の招待状の文面は、典型的な例をもとにアレンジしていくのが良いでしょう。いつ・どこで・誰が・どんな結婚式を行うか」を詳しく説明することが大切です。間違いのないようにし、贈る相手に失礼の無いように心がけましょう。
「お祝い事には終止符を打たない」というように、句読点や段落の行頭も空けないのが基本です。
「切れる」「去る」「枯れる」など別れや終わりを連想するような言葉を使うのもいけません。
繰り返しを意味する「重ね重ね」「再び」などの言葉も良くありません。発送月(平成○年○月吉日)と返信期限を明記するのを忘れないようにしましょう。
返信期限は挙式の1ヶ月前の大安とすると良いです。招待状本文以外に、会場の案内や時間等に関する注意文やお願いなどを記載する場合は句読点も使いましょう。送る相手の身になった招待状作りを心掛けましょう。
席次を決める
招待状が戻ってきて、出席者の確認ができたら席次を決めましょう。結婚式の準備においてこの席次決めというのは曲者で、よくトラブルやケンカのもとになるので慎重に進めましょう。
一般的に、新郎新婦の座る高砂に向かって左側が新郎側、右側が新婦側の席になります。そして、高砂に近い席ほど上座で、主賓、先輩、友人、親戚、家族の順に続きます。両親は下座に座ります。
また、テーブルの形が長卓か円卓かによっても順番が違ってきますので、会場のスタッフとよく話し合っておきましょう。
高砂に最も近い主賓の席には、会社の上司や恩師など目上の人を。また、会社の同僚や友人はできるだけ同じテーブルにまとめ、招待客が居心地よくすごせるように配慮しましょう。
やむを得ず新婦側の友人席に新郎側の友人が一人だけ混じってしまうようなときは、あらかじめ新婦側の友人に話をして、新郎側の友人のことを頼んでおくなどの心配りを忘れずに。